病床がどの程度、効率的に稼働しているかを示す指標です。100%に近いほど空いている病床がない状態で利用されていることになります。当院のような急性期医療を担う病院では緊急入院のベッドを確保しておく必要があります。経営的には100%が望ましいですが、現実にそれを達成すると救急医療ができないということになります。

病床利用率は医師数や診療体制に影響される可能性があります。さらに病院全体としての調整能力も強く影響します。当院の病床利用率は満足できるレベルと考えられます。2014年は平均在院日数短縮、空床期間の短縮に取り組みながらより多くの患者さんを受け入れたいと考えています。そのためには、退院管理と救急対応や地域連携の強化を図っていきます。

指標の計算式、分母・分子の解釈
  各指標の計算式と
分母・分子の項目名
解釈
分子 入院延べ患者数 -
分母 病床数 * 入院診療実日数 -