入院患者が平均して何日間在院したかを示す数値です。平均在院日数を把握することで、急性期病院としての総合的な取り組みを評価します。

平均在院日数を他の医療機関と比較する上でポイントになるのが、「病気の種類」や「重症度」によって入院日数が異なるという点です。同じ病気であっても患者さんの年齢・基礎体力や合併症の有無により入院日数が異なるため単純に比較をすることは出来ません。国の定めた指標である重症・看護必要度をみると、2013年が3年間のうちで最も重症・看護必要度が高くなっていました。これが2013年の平均在院日数に影響している可能性があります。

一般的に質の保証と医療の効率化が高いレベルで達成されるほど平均在院日数は短縮するとされています。当院ではこの指標をもとに、質が高く安全で適切な医療を受けることが出来るよう取り組んでいきます。

指標の計算式、分母・分子の解釈
  各指標の計算式と
分母・分子の項目名
解釈
分子 毎日24時現在の在院患者の延べ日数 -
分母 (新入院患者数+退院患者数 + 3階病棟より転入患者数 + 3階病棟へ転出患者数) / 2 -