治療の結果や説明、療養環境などに対する患者の満足度は、医療の質を図る上で直接的な評価指標となります。また、接遇や環境整備の改善策を検討するための資料となります。

アンケート調査の対象年齢や外来別、病棟別件数などのバイアス(偏り)が懸念されるところですが、毎年の実施期間を統制するなど、対策を講じつつ調査しています。

外来
建設中で駐車場や病院間の移動が不便になった中で、2013年の67.3%から73.6%と「満足」の割合が高くなりました。また、2011年と比較すると約10%高くなっています。
退院
2013年は82.8%と、昨年とほぼ同様の結果でした。

全体的には「満足」と回答している割合が高かったのですが、項目ごとにさらに分析を行い対策を検討することが必要だと考えています。

指標の計算式、分母・分子の解釈
  各指標の計算式と
分母・分子の項目名
解釈
備考 調査は年に1度、外来患者を対象とした調査は3日間、退院患者を対象とした調査は約1ヶ月実施している。
分子 A)退院患者で「満足」「やや満足」と回答した合計
B)外来患者で「満足」「やや満足」と回答した合計
 
分母 A)退院患者の有効回答数
B)外来患者の有効回答数
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医療の質向上・公開推進事業」データより
(全日本民医連 2011年60施設、 2012年70施設、 2013年83施設、2014年46施設参加)
A.退院患者
年度 最大値 中央値 最小値
2011年 99.2% 86.3% 59.4%
2012年 100.0% 86.9% 60.9%
2013年 100.0% 85.5% 34.3%
2014年 100.0% 85.2% 49.32%
B.外来患者
年度 最大値 中央値 最小値
2011年 95.5% 84.9% 56.3%
2012年 98.9% 83.1% 35.3%
2013年 97.4% 82.8% 54.6%
2014年 98.6% 83.3% 50.0%