4階病棟についてご紹介します。4階病棟は、ベッド数27床の産科病棟です。入院されている患者様は出産される方は勿論、切迫流早産や妊娠高血圧症候群といった妊娠中の方、当院で出生された新生児と早産児や光線療法など治療の必要な新生児が入院しております。

産科病棟と産婦人科外来はプール制となっており医師6名、助産師21名、看護師10名、助手1名、クラーク2名の体制で、妊娠から産褥１ヵ月まで継続したケアを行っています。入院中は産科小児科医師、ソーシャルワーカー、薬剤師、病棟マネージャーを交えカンファレンスを定期的に行い、安全で安心した周産期を過ごしてもらうよう取り組んでおります。また周辺の産婦人科医院や開業助産院、保健所とも連携し産後の支援やネットワーク活動も行っております。

当院では2014年にユニセフ/WHOから「赤ちゃんにやさしい病院」の認定をうけました。これは、母乳育児を推進しようという取り組みです。哺乳類のお母さんが赤ちゃんに自分のお乳を飲ませるように、人もミルクではなく自分のお乳を飲ませることが一番自然で最良の栄養であると言われております。とはいえ人はうまく母乳を与えられないことが多々あります。これらを支援し赤ちゃんにとって健康を、お母さんにとっても母乳をあげられたという喜びや育児への自信をもって頂くことが私たちの願いです。今後も私たちは安全で安心して周産期を過ごせるよう、また育児が楽しいものとなるようスタッフ一丸となって支援して参ります。