リハビリテーション科

リハビリテーション科のご紹介

当院のリハビリテーション科診療の特徴は、疾患の種別や障害の程度を問わず、急性期・回復期・生活期のあらゆる病気に応じたリハ医療の提供を行っていることです。

回復期リハ病棟(46床)の入院患者さまの約60%が院外、約40%が院内からの紹介です。回復期リハ病棟Ⅰ・体制強化加算を取得し、重症患者に対しても高密度のリハを行っており、在宅復帰率は約80%です。脳血管疾患については、宮城県脳卒中ネットワーク”スマイルネット”の利点を活かして遅延なく受け入れ、また当該地域のみならず他診療圏からの紹介も多数受け入れています。

院内他病棟においては、各診療科同士の「垣根の低さ」を活かして、他科主治医がリハ処方箋を出し、リハ医とリハスタッフ職責者によって目標設定を確認しながら進めるシステムを採っています。対象は、内科・外科系の急性期から緩和ケアまで多岐に及んでおり、常時100名以上の患者さまにリハを提供しています。

嚥下障害に対しては、嚥下造影・嚥下内視鏡を積極的に実施して、治療方針の決定を行っています。
心疾患に対しては、急性期から多職種連携による包括的な心臓リハを提供しており、外来通院リハに繋げる取り組みをしています。
呼吸器疾患に対しては、呼吸ケアチームによる継続的なリハケアを提供しています。
糖尿病やPADによる足病変に対しては、院内フットケアチームと共同しながら、足装具の作成を積極的に行っています。
末梢神経障害・筋疾患に対しては、神経伝達・針筋電図検査を実施して、治療方針決定の一助となっています。
低栄養状態の患者さまに対しては、「リハ栄養」の観点から、院内NSTと連携して積極的な栄養療法と運動療法の介入を行っています。

生活期においては、通院・通所・訪問リハと幅広い手法で継続的に介入しています。通院リハ患者は約60名で、脳卒中片麻痺に対するCI療法を中心とした神経リハ、脳卒中痙縮に対する神経ブロックおよびボツリヌス療法、高次脳機能障害に対する個別訓練、障害者の自動車運転評価などに力を入れています。訪問リハ患者さまは約70名で、定期的にカンファレンスを開催して具体的な目標・方針の確認を行っています。がん終末期の在宅患者にも、生活機能を重視した継続的なリハの提供を行っています。

がん診療においては、高齢の手術適応患者さまに高齢者総合機能評価(CGA)を用いたアセスメントと手術前後のリハを行い、ADL、QOLを維持しつつ安心して手術に臨んで頂ける体制にしています。

スタッフ一同、地域の皆様に頼られるチームを目指して邁進していきます。

医師のご紹介

  冨山 陽介(副院長・リハビリ診療部長 / 東北大学87年卒)

主な認定医、
専門医
リハビリテーション専門医・指導医、リハビリテーション認定臨床医、義肢装具判定医
専門分野 脳卒中のリハ、電気診断学、地域リハ

  藤原 大(科長 / 東北大学02年卒)

主な認定医、
専門医
リハビリテーション専門医・指導医、義肢装具判定医、日本プライマリ・ケア連合学会認定医・指導医、心臓リハビリテーション指導士
専門分野 脳卒中のリハ、地域リハ、リハ栄養

  木口 らん(医長 / 北海道大学99年卒)

主な認定医、
専門医
リハビリテーション専門医・指導医、義肢装具判定医
専門分野 脳卒中のリハ、摂食嚥下リハ、リハ栄養

  稲垣 倫子(医長 / 弘前大学01卒)

主な認定医、
専門医
リハビリテーション専門医・指導医、義肢装具等適合判定医
専門分野 脳卒中のリハ、摂食嚥下リハ

  佐藤 美希(医長 / 東北大学03年卒)

主な認定医、
専門医
リハビリテーション専門医・指導医、義肢装具判定医、日本プライマリ・ケア認定医・指導医
専門分野 脳卒中のリハ、地域リハ、在宅医療