臨床研修指定病院

医師研修の理念と特徴

当院は、厚生労働省認定の基幹型臨床研修病院として、医師の臨床研修を行っています。

研修の理念

第一線こそが医療そのものであり、医学発展の幅広い裾野を形成している。新卒医師は、第一線医療の中であらためて“臨床医”としての自己を作り上げなければならない。患者の持つ社会性・地域性をも視野に捉えながら、6年間で学んだ医学を実践的学問にしていくことが求められる。初期研修の理念として以下3点を挙げる。

  1. 臨床医としての基本的知識・技術・素養を身に付ける。
  2. 社会性・地域性を視野においた問題意識と感性を実体験を通して豊かにする。
  3. 将来の自己の医師像・専攻分野の方向性をつかむ手がかりとする。

臨床研修医を育てる三つの柱

  1. ER型救急医療
    地域の皆さんがいつでも安心して病院にかかれるよう、24時間・365日すべての救急患者を受け入れるER診療をおこなっています。高度な医療設備を装備し、新技術導入や難度の高い手術も行っており、救急医療へ大きく貢献しています。
  2. 地域医療
    地域医療を支えるために健診や一般診療など医療活動のみならず、健康講話会などを行って健康への意識を高めています。こうして地域の皆さんと接することで医療に求められるニーズを知り、訪問診療など地域に根ざした医療を展開しています。
  3. ジェネラリストとしての全人的医療
    地域医療では一通りの疾患を見極められる総合力が求められています。当院の各科専門医は目の前の患者さんを自分の専門分野で選別することなく、すべての患者さんに対して常に最適な医療が提供できるよう目指しています。

NPO法人 卒後臨床研修評価機構の認定を受けています。

研修に関する詳細は下記のリンク先をご覧ください。