8月4日、塩釜市の仮設住宅での初めての健康相談会が伊保石仮設で開催され、入居者17名が健康相談に訪れました。
坂病院からは松田先生を先頭に、7月の多賀城に続き仮設健康相談2回目参加の隅田・佐藤の両先生、
看護師は外来クリニックと3階病棟から計3名、コメディカルは管理栄養士の奥田さん、
友の会からは伊藤副会長に佐藤事務局長に事務2名の計11名が参加しました。
また今回は、みやぎ生協からボランティア6名も参加。
来場者には、みやぎ生協からたまごスープや缶詰のお土産が提供されました。
高血圧や整形関係で6名の方が坂病院を受診予約
来場者17名中9名が血圧150以上、そのうち高血圧のくすりを服用中の方は4名でした。
また、未通院の5名は皆さん200前後のため、高血圧の受診をお勧めし、
3名の方はその場で坂病院内科外来予約を入れました。
血圧以外にも、骨折後の右手首のしびれ、頸椎のしびれ、右手関節腱鞘炎などで、
3名の方が坂病院整形外科等の予約を入れました。
その他、9名の方が寝つきが悪く、夜中や朝早く目覚めるなど、睡眠の悩みを抱えている方が多い状況でした。
栄養相談希望にも、その場で栄養士さんが対応
看護師の問診で栄養相談を希望される方がおり、ちょうど参加していた管理栄養士が栄養指導を行うことに。
最近低血糖の症状が続いたため、栄養指導を希望したとのことでした。
松田先生、外来・今野看護師、市の看護師と気になるお宅に同行訪問
伊保石仮設には、集会所に市の保健婦と看護師が常駐しています。
今回は、常駐看護師さんが気になる入居者で来られていない方のお宅を松田先生と看護師で2軒のお宅を訪問。
たまたま当院通院中の方ともと当院かかりつけのお宅でした。
それぞれ現在の深刻な状況を話され、どちらのお宅でも1時間近くじっくり傾聴。
帰り時間の3時半を過ぎる訪問となりました。
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