放射線室

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放射線室

放射線室の職場目標

  • 放射線分野に関する知識を高め、検査の質の向上に努めます
  • 適正な医療被ばく線量管理に努めます
  • 安全で良質な医療に努めます
  • 職員間のコミュニケーションを重視します

安心・安全な医療のために

  • 検査前にご本人確認をいたします。入院患者様はリストバンドの確認をさせて頂きます。
  • 検査範囲の金属やプラスチック等は、画像に映り込んで診断の妨げになる場合がございます。検査前に確認を行い、必要に応じて脱衣や取り外しをお願い致しております(着替え用検査着の用意がございます)。
  • X線画像検出器はX線検出効率の高いフラットパネルディテクター(FPD)を使用し、必要な画質を維持しつつなるべく少ない放射線量で検査することを心掛けております。
放射線科

撮影室と検査・CT検診 その他注意事項

X線撮影・骨塩量測定室

検査内容:胸部・腹部X線撮影検査、その他骨系X線撮影検査。骨塩量測定検査(上腕DEXA法)。

ここでは胸部や骨系のX線撮影検査と骨塩量測定(骨密度測定)を行います。
なお、健診、急患を含め毎日たくさんの方が検査にみえますので長らくお待たせすることがありますが、ご理解願います。

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CT室

検査内容:全身のCT検査(造影剤使用検査可能) 内臓肥満CT検診 肺がんCT検診

CT(Computed Tomography)検査は、人体の断層像を撮影する装置です。当院では急性腹症などの救急診断、肺癌疑いなどの精密検査、内臓脂肪測定、肺がん検診などを実施しております。
肺やお腹の検査では、呼吸による臓器の動きを少なくするために息を止めて撮影します。アナウンスの声に合わせて息を止めていただきます。

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  • 造影CT検査について

    検査目的によって造影剤を腕の静脈から注入する造影CT検査を行う場合がります。これによって「血管と臓器」や「正常組織と異常組織」のコントラストを強調した画像を描出する事ができます。

  • 造影CT検査の注意点

    造影剤による副作用が生じる事があります。吐き気、発疹、かゆみ等がありますが、ごく稀にアナフィラキシーショックという重篤な症状が出る事があります。特に喘息(ぜんそく)の方は副作用反応が強く出る傾向があるため基本的に造影剤は使用しない方針です。またCTの造影剤は尿となって排出されるため腎機能が弱い方への使用にも注意が必要です。
    造影剤との相互作用により副作用を助長するようなお薬はあらかじめ休薬して頂く場合があります。糖尿病薬として投薬される「ビグアナイド系薬剤」を飲んでいる場合は特に注意が必要で、検査日の前後2日間(全5日間)の休薬をお願い致しております。
    造影CT検査については、医師が注意点の説明を行い、造影検査承諾書にご本人または保護者様の同意(サイン)を頂いて検査する流れとなります。検査当日は造影検査承諾書を忘れずにご持参願います。
    検査後は水分をできるだけ多く摂り、血中の造影剤を早めに体外へ排出しましょう(排尿にて排出)。

  • CT検診について

    お問い合わせ Webフォーム
    電話:022-380-6012(健診担当直通)
    電話受付:月・水・金 11:00~15:00
  • 内蔵肥満CT検診  案内ポスター 

    腹囲や身長体重で求めるBMIだけでは「かくれ肥満」を判断しきれません。内臓脂肪型肥満は、過度の内臓脂肪から分泌される物質(PAI-1、TNF-αなど)の影響により高血圧、高血糖、高脂血症を誘発したり増悪したりします。その結果、血管に負担がかかり動脈硬化のスピードを速める可能性があります。検診を受けて現在の状態を確認しておきたいですね。

    料金(税込)一般:3,300円 友の会員:2,970円

  • 肺がんCT検診   案内ポスター

    CTは、胸部Ⅹ線検診では見えにくい心臓の裏 側や小さな腫瘤陰影の検出性能が高いため、精度の高い検診が行えます。CT検診による肺がん発見率は、胸部Ⅹ線検診と比較して約10倍程度高いと言われています。CT検診で発見される肺がんは、すりガラス陰影を呈する高分化型腺がんの比率が高いことが明らかにされてきました。しかし大きくなる前に発見される場合が多いため、肺がんは早期の比率が高く、治療成績は良好です。またCT検診による重喫煙者の肺がん死亡率減少の報告があります。50歳以上で、タバコを吸っているまたは以前吸っていたという方には特にCT検診をおすすめ致します。

    料金(税込)一般:13,970円 友の会会員:12,573円

透視検査・X線撮影室

当院では胃や大腸のバリウム検査、嚥下機能検査、胃瘻交換処置などを行っています。

  • 胃透視検査(胃のバリウム検査)

    バリウムと発泡剤(胃を膨らませる炭酸の粉薬)を飲んで、食道や胃の様子を撮影する検査です。
  • 注腸造影検査(大腸のバリウム検査)

    バリウムと空気を肛門から注入し、大腸の様子を撮影する検査です。

  • バリウム検査の注意点

    バリウムは腸で水分が吸収されると固まりやすく便秘の原因になります。検査後は下剤を飲んで頂きます。また検査後2日間は水分をできるだけ多く摂りましょう。
    寝たまま動かず検査するCT検査と違い、撮影寝台の上で指示に従って右回転左回転など体を動かして頂きます。腹ばい(うつ伏せ)が出来ない方は基本的に検査対象外です。また過去にバリウムの誤嚥事故が記録されている方や誤嚥性肺炎を起こしやすい高齢の方には胃カメラ検査を推奨いたします。
    バリウム検査は着替えを含めた検査時間が1人当たり20分程度(注腸造影検査は30分程度)と長く時間のかかる検査ですので、順番待ちで長らくお待たせすることがありますが、ご理解願います。

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