公益財団法人 宮城厚生協会 古川民主病院

看護部

看護部長 ご挨拶

 古川民主病院は、「皆んなで作る皆んなの病院」というスローガンのもと、1976年に古川民主診療所として開設しました。当時の大崎地域では、脳卒中や高血圧、進行癌などの患者が多くみられており、この地域の医療を向上させるために7人の職員で第1歩を踏み出しました。

 それから40年以上、地域のニーズに応え変遷を遂げながら医療活動を続けてきました。現在は、健康診断、外来での慢性疾患管理、地域包括ケア病床を中心とした入院医療および在宅訪問診療に加え、2020年に「介護医療院」を開設し、予防から介護まで幅広い医療活動を行っています。

 大崎市の高齢化率は30%を超え、今後も上昇していく見込みとなっています。地域包括ケアシステムが進められる中、住み慣れた地域で自分らしい暮らしを続けるために、古川民主病院は大きな役割を果たしています。私たち看護師は、常に患者様の一番近くにいる存在として、患者様やご家族の想いに寄り添った看護の提供を心がけています。

古川民主病院 看護部長 阿部由起子

外来

外来では、高血圧、糖尿病など慢性疾患管理に力を入れています。

外来を受診される患者様が安心して診療を受けられるように、医師を始め事務職員等、多職種との連携を取りながら様々なニーズに応えられるように心がけています。

2階 病棟

地域包括ケア病床と障害者病床があり、感染症等の急性期入院、在宅管理患者様のレスパイト入院、糖尿病の教育入院や睡眠時無呼吸症候群の検査入院の他、遷延性意識障害の患者様のケアを行っています。
患者様が自分らしい日常生活を送れ早期に自宅退院できるように、多職種と連携し支援しています。