昨年の2014年10月30日(木)に訪問審査を受けた付加機能評価「リハビリテーション機能(回復期)」について、
「日本医療機能評価機構」から『認定』を受け、この度『認定証』が届きました。
評価機構のホームページにも認定病院として掲載されています。
宮城県内では初、私たちが加盟している全日本民主医療機関連合会でもトップをきっての認定です。
付加機能は、回復期リハビリテーション病棟を有する病院として一定の達成すべき水準以上の、より充実した「回復期リハビリテーション機能」を評価されるものです。
入院中の質の高い多職種による関わりのみならず、入院前後地域の医療機関等との連携や在宅復帰後も視野に入れた取り組みが必要であり、地域における質向上に役割を担っている点なども評価の対象となっています。
今回の受審では改善指摘項目無しで最高のS評価された項目もいくつかあり、リハ医をリーダーにチームで取り組んできた回復期リハビリ病棟の15年間に確信をもつことができ、大変でしたが取り組んでよかったと思っています。
受審の取り組みを通じ求められる役割について理解を深めたことで、「モーニングリハ」へ取り組み、職種間の連携などをテーマに若手と新しく「回復期運営会議」を立ち上げ取り組みを開始しています。認定を契機に一層進化するために頑張っております。
今後ともご協力、支援のほどよろしくお願いいたします。
日本病院機能評価機構により「回復期リハビリテーション病棟入院料の施設基準を取得している病院」かつ「本体審査にて<機能種別リハビリテーション病院>受審病院」の要件を満たす病院が対象です。
当院は回復期リハビリテーション料のうち最も厳しい基準のⅠを取得しており、機能種別リハビリテーション病院の認定も受け要件を満たしています。
「より充実した回復期リハビリテーション機能」とは、例えるなら一定の水準を満たすリハビリテーション病院がピラミッド中層なら、上層30%の水準の“回復期リハビリテーション機能”とされています。
回復期リハビリテーションでは病棟・自宅の生活環境や時間帯も含めた場面、看護師・家族など介助者の違いによる「実際の日常生活状況」を踏まえ、個々の患者さんにあわせた指導・支援が求められています。
7時~8時半を「実際の日常生活状況」を考慮した時間帯と位置づけ、リハビリスタッフが起床から着替え、整容や朝食をとる実際の場面に介入することで病棟とより連携を深め、個々の患者さんにあわせた指導・支援につなげていく取り組みを「モーニングリハ」と位置づけて取り組んでいます。