鼠径ヘルニアは、乳幼児の場合はほとんど先天的なものですが、 成人の場合は加齢により身体の組織が弱くなることが原因で、 特に40代以上の男性に多く起こる傾向があります。
乳幼児でも中高年でも鼠径ヘルニア患者の80%以上が男性ですが、 これは、鼠径管のサイズが女性は男性より小さく、比較的腸が脱出しにくいためと考えられています。 また、40代以上では、鼠径ヘルニアの発生に職業が関係していることが指摘されており、 腹圧のかかる製造業や立ち仕事に従事する人に多く見られます。
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