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認知症のはなし(1)  泉病院院長 長谷部 誠

泉病院友の会の皆さん、こんにちは。今回から「病気のはなし」コーナーの担当となりました。よろしくお願いします。


今回、「病気のはなし」の話を頂いてから、どんな「病気のはなし」をしようか迷っていました。私は神経内科医ですので、普段の診療の中でお会いする患者さんの病気としては、脳卒中、パーキンソン病などの神経変性疾患(いわゆる神経難病と言われている病気が多いです)、てんかん、認知症などが多いのですが、主訴としては、頭痛やめまい、しびれで外来受診される方が多く、こちらも皆さんの関心が深いところと思っています。

 

このコーナーは特に最終回の期限がないとのことでしたので、順を追って話をしていくこともできますので、社会の中でも一番の関心と思われる認知症の話から始めさせていただきたいと思います。


認知症がなぜここまで社会的な問題となっているかと考えてみると、認知症は徐々に進行する疾患であること、進行すると日常生活に支障をきたして介護が必要になること、場合によっては家族だけでは対応が難しくなり介護保険などの社会サービスが必要になること、高齢になるに従って認知症の罹患率は高くなり今後の高齢化社会で認知症の方の数が増えていくことなどが挙げられると思います。そして、近年では早期発見することで進行をある程度抑える薬が使えるようになったこともその一因と考えています。


つまり早期発見し、自分だけでなく、家族で、地域で、社会で認知症の方を支えていきましょうという流れになってきているということです。認知症は他の病気に比べて、周りの人がどのような対応をするかで症状も進行も変わってくると私自身も感じており、皆さんに認知症の知識を持ってもらうことは重要なことだと思っています。



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