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高齢化社会を迎えている昨今、認知症についての注目は日増しに増えており、当院では地域の病院と脳神経専門医との連携を重視しています。
認知症の治療対応は、その診断のみに留まらず、周辺症状も含めた治療や介護分野のサービス利用など家族や地域が一体となった取組みが必要となります。
また、認知症に対する情報発信などの影響もあり、軽いもの忘れから自分自身の認知症を心配される方からの問い合わせが増えています。アルツハイマー病は軽度の症状(MCI)に治療(投薬)を始めると進行が遅くすることが出来るようになった為、早い時期に診断をすることが患者さまの利益になります。
当院での「もの忘れ外来」は、この認知症の治療対応の一助となるよう開設しました。
もの忘れ外来 | (火曜日 12:30~16:00) |
(第1第2木曜日 13:30~17:00) |
※「もの忘れ外来」を受診希望の方は、あらかじめ外来予約の手続きをお願いします。
紹介状は必須ではありませんが、紹介状をご持参いただけますと、これまでの経過や内服薬についても把握がより容易になり、診断への流れがスムーズになると考えております。
受診時には、診察および脳MRI、言語聴覚士の認知機能検査頭部の検査を行います。
この段階で終了となる方もおりますが、必要に応じてさらにSPECT、血液検査などを予定しております。
診断後、状態が安定し次第、紹介元の先生での治療を継続していただく予定です。