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泉病院だより

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2018 NO1
〒981-3212    仙台市泉区長命ヶ丘2-1-1
℡ 022-378-5361(代表)

「泉病院だより」発行にあたって


泉病院は昨年で開設35周年を迎えました。これまで泉病院は、脳卒中(t-PAなどの急性期治療から回復期リハビリまで)、神経難病(パーキンソン病、脊髄小脳変性症、ALSなど)、認知症などの脳神経疾患の入院外来診療とともに高血圧、糖尿病などの内科慢性疾患の外来診療や訪問診療を行っています。特に脳神経外来では頭痛、めまい、しびれを主訴に来院する方が多く、2006年から頭痛外来ともの忘れ外来を開設しています。健診部門では特定健診のほかに、脳ドック学会認定の脳ドック、さらに昨年からはMCI(軽度認知障害)ドックを開設しました。  

入院診療では、2病棟94床の許認可ベットのうち一般病棟で急性期脳卒中やパーキンソン病、めまいなどの脳神経疾患を受け入れています。回復期病棟では当院で急性期治療を終えた方に加え、急性期病院からのリハビリ目的の方の受け入れも行っています。
 老朽化した施設ではありますが、最大限活用して地域の皆様から頼りにされる、地域社会に貢献できる病院を目指してまいります。そのためにも病院のことをより広く知っていただきたいと考え、「泉病院だより」を発行することにいたしした。親しみのある紙面にしていきますので是非ご愛読ください。
今後ともよろしくお願いいたします。

泉病院院長  長谷部 誠

自動車運転再開チーム

退院後の安全な自動車運転支援のために

自動車運転者人口の高齢化に伴い、病気の後や一定の年齢になっても安全に自動車運転を続けていくことは、日本が抱える重要課題です。
「病気になったあとでも通勤のために運転をしたい」「怪我や病気の後、運転は出来るのだろうか」「安全に運転するには、どうすれば良いのだろうか」「自分は、安全に運転できる状態にあるのだろうか」 このようなお気持ちを抱えて入院されてきた皆様が、少しでも安心して退院後のことを考える事ができるための提案をしていこうという目的のもと、当院では、リハビリテーションスタッフを中心に、退院後の安全な自動車運転の支援のための評価や提案を行う【自動車運転再開支援チーム】を2016年度に発足させました。

 当院に入院される患者様に対する運転再開支援は大きく2つにわけられます。
 1つ目は、短期間入院の、軽度の脳梗塞の患者様に対する支援です。身体の動き難さや注意力低下などの自
覚がないほどの小さな脳梗塞でも、自分以外の人から見ると「あれ?」とおもうような手足の動き難さやぼんやり感が出ていることがあります。このことを念頭に置き、実際に身体を動かしてみて調べる検査や、咄嗟の判断力やいろいろな視点に注意を向けながら作業をする検査を行い、結果を医師と協議しています。

 2つ目は、回復期リハビリテーション病棟で一定期間リハビリをしている患者様に対する支援です。身体の麻痺があっても運転出来るように自動車改造の情報提供をしたり、注意力の改善や空間の見え方の改善などのリハビリテーションを入院期間にわたって行い、改善の様子をみながら留意点などを御提案しています。


 一旦諦めかけた自動車運転を再開することは、新しいお仕事や機械の操作方法を覚えるのと同じように負担もかかり、習得にも時間がかかるようですが、退院後に職場復帰や通院目的で運転再開し、安全に運転されている御報告を聞くために、われわれができる評価、リハビリ、支援をしています。 

言語聴覚士

岩渕 由香

感染対策学習会

 泉病院 感染対策室 担当看護師の渡邉です。この度、病院の情報誌を発行するにあたり、記念すべき創刊号に載せる記事としてお声をかけていただきました。
 今回行われました、泉病院感染対策委員会主催の院内学習会の報告をさせていただきます。当院では年に2回、院内全職員対象の感染対策全体学習会を開催しております。感染対策委員会が企画する全体学習会は、企画から運営、そして不参加者のフォローアップ学習までを全ての職種の委員が主体となり盛り上げるルールがあり、毎回100%の参加率になっています。

 今回の学習テーマの一つ目は、「みんなが知っているべき抗菌薬の話」 講師はICTの薬剤師の草野です。私達が患者(または患者家族)になって外来を受診した際、抗菌薬を処方されたら医師の指示通りきちんと内服していますか?風邪で受診した時に「抗菌薬を処方してください」と医師におっしゃったことはないですか?風邪に抗菌薬は効くでしょうか?抗菌薬を不適切使用するとどんなことが起こるでしょうか?という内容を、わかりやすく解説してもらいました。抗菌薬使用と「耐性菌」の問題は隣り合わせにあることを知り、「耐性菌」は抗菌薬を処方する医師・薬剤師だけの問題ではなく、個人レベルで知識をつけていくべき問題であると結んでいました。

 もう一つの学習テーマは「インフルエンザについて2017」 昨年度院内で発生したインフルエンザアウトブレイク事例を振り返り、インフルエンザの感染拡大を起こさないために必要な感染経路別対策やインフルエンザ検査の精度、インフルエンザワクチンの効果や接種時期を再確認しました。
学習会の最後には、「手指衛生の方法」・「マスクの適切な着用方法」の実技を委員が代表して披露してくれました。

感染対策室 看護師

渡邊 昇子

仙台・北部地域連携
医療セミナー開催

北海道勤医協中央病院
名誉院長 井古田俊夫先生

泉病院診療圏内の連携医療促進を目的に、「第1回 仙台・北部地域医療連携セミナー」が8月2日(水)に開催されました。第1回目は、「認知症画像診断連携」をテーマとし、教育講演では、カロリンスカ大学精神神経科・研究アドバイザーとしても活躍され、現在、泉病院で毎週月曜の専門外来「認知症画像診断と早期予防外来」(通称;あさひ外来)を担当する小田野行男医師より「認知症診断における臨床と画像を結ぶ意義」について、特別講演では、現在、札幌市認知症支援事業推進委員長の任にあり、北海道勤医協中央病院名誉院長でもある、井古田俊夫先生から「認知症の地域医療連携の重要性と画像活用」の講演を頂きました。

 小田野先生からは、あさひ外来の診療内容紹介がされ、認知症予備軍とされるMCI(早期AD含む)診断に果たす脳血流SPECTやMRIなど認知症画像診断法、更に、認知機能低下を予防する外来の取り組みから、パワープレートを利用した全身振動による運動療法、漢方療法が報告されました。
 井古田先生は、認知症および予備軍対応には脳血流SPECT画像が決定的説得力を持つ手段となり得ることを自験例踏まえ報告して頂き、また、この間の認知症地域診療・介護ネットワークづくりに関わった経験から、「かかりつけ医」の役割の重要性とそのプライマリ・ケアを担うサポート体制の一端などについてお話して頂きました。


 今回、平日の開催ではありましたが、常日頃、診療連携でお世話になっているご施設、関連する多くのの諸先生の参加を頂くことができ、連携医療促進の第一歩を切ることができました。

*当院「あさひ外来」は予約制となっております。お電話での御予約をお願い致します。  
℡:泉病院022-378-5361(代表)

次回セミナーのご案内

第二回
仙台・北部医療携携セミナー

日時:平成30年2月16日(金) 18:45〜20:30
場所:仙台ロイヤルパークホテル

<症例検討> 脳卒中での地域連携の実際(仮)報告担当医 
泉病院脳神経科 浅利まみ医師

<特別講演> 脳・循環器関連疾患での連携疾患に関するテーマ「タイトル未定」
仙台循環器病センター 循環器内科診療部長 藤井真也先生

Address

宮城県仙台市泉区
長命ヶ丘2-1-1

Contacts

Phone: 022−378−5361
Fax: 022−378−5809

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