泉病院は、2007年5月、開院以来25周年を迎えました。
この間、当院は小規模ながら脳神経疾患を中心に、急性期から慢性期まで、予防からリハビリテーションまで、そして外来〜入院〜在宅医療までと、文字どおり総合的な医療を提供するべく努力してまいりました。
そして脳卒中診療を中心としながらも、神経難病や生活習慣病などの診療の充実にも力を注いできました。
今日の到達点があるのは、ひとえに職員の一丸となった努力と友の会会員の皆さんや地域 の方々の支えによるものと感謝いたしております。
泉病院は、数年前から脳外科診療を縮小する一方でリハビリテーション医療に力を入れてきました。
2008年には、病棟の一部を主として脳卒中を対象とした回復期リハビリテーション病棟に転換いたしました。
近い将来にはリハビリテーション専門医の常勤化をめざしており、さらに医療内容を充実させていきたいと考えております。
昨今「格差」が大きな社会問題になっています。 大企業や資産家の利益を優先する一方で、医療や福祉予算を切り詰めている今の日本の政治が、「格差 」を拡大する原因になっています。
日本には国民皆保険制度という優れた医療制度がありますが、その制度が危機に瀕しています。
保険証がなく経済的な理由で必要な医療を受けられない人が増えています。
2008年4月からは後期高齢者医療制度が新設され、年齢による差別も導入されました。
75歳以上の高齢者の方は新たに作られた後期高齢者医療制度への強制加入が義務付けられました。
収入のない高齢者からも保険料が徴収され、医療内容や医療機関の選択に制限を盛り込んだ内容になっています。
泉病院は、今後とも困難を抱えた人々の立場に立った病院でありたいと考えております。
医療の安全性や質の向上には引き続き努力してまいりたいと思います。
さらに誰でも安心して必要な医 療が受けられるような社会を目指して、患者さんや友の会の皆さん、そして地域の方々と連帯して運動していきたいと考えています。
今後も皆様のご指導ご鞭撻をよろしくお願いいたします。 |
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